【水戸市】納骨式に間に合わない！？お墓への「戒名彫刻（追加彫り）」はいつ頼むべき？費用と流れを解説｜石のことなら 栗原石材本店｜茨城・水戸市　お墓の専門店

こんにちは。茨城県水戸市 栗原石材本店の4代目、栗原です。

ご葬儀を終えられ、少し落ち着いてきた頃にお客様からよくいただくお電話があります。
それは、お墓への「名前の彫刻（追加彫り）」についてのご相談です。

「49日の法要で納骨をする予定なんだけど、名前の彫刻ってすぐにできるもの？」
「お父さんの戒名、まだお墓に彫ってなかった！」

実は、お墓の文字彫刻は「現場ですぐに彫って終わり」ではなく、準備に日数がかかります。
今回は、意外と知られていない「戒名彫刻（法名彫刻）の期間・タイミング」と、水戸市周辺での流れについて解説します。

1. 結論：納骨式の「3週間前」にはご依頼ください

まず結論から申し上げますと、ご依頼から施工完了まで、通常約2週間〜3週間ほどのお時間をいただいております。

「えっ、そんなにかかるの？」と驚かれることも多いのですが、これには理由があります。

• ① 現地確認（拓本採り）： 今のお墓に彫られている文字のサイズや書体（フォント）と合わせるため、現地で型を取ります。
• ② 原稿作成： いただいたお位牌の情報と、現地で取った型を元に、パソコンでレイアウト原稿を作成します。
• ③ 現場施工： 天候の良い日に職人が現場に入り、専用の機械で彫刻を行います。

特に雨が続くと施工が延びてしまうこともあるため、余裕を持って納骨予定日の1ヶ月前〜3週間前にご連絡いただけると安心です。

2. ご依頼の際に用意していただくもの

お電話やご来店でご依頼いただく際、以下のものがあるとスムーズです。

• お位牌（またはお位牌の写真・コピー）： 彫刻する戒名、没年月日、俗名（生前のお名前）、行年（年齢）が書かれたもの。
• お墓の場所がわかるもの： 霊園の区画番号や、地図など。

※最近はLINEやメールで、お位牌の写真をお送りいただいてやり取りするケースも増えています。来店の手間が省けると好評です。

3. 栗原石材本店ならではの「納骨サポート」

当店で彫刻をご依頼いただいたお客様には、納骨式当日のサポートも承っております（※別途費用）。

重たい「納骨室の蓋（ふた）」、動かせますか？

お墓の構造によっては、納骨室（カロート）の入り口が御影石でできており、大人一人では動かせないほど重い場合があります。
また、目地（継ぎ目）がセメントで固定されている場合、当日にバールなどでこじ開ける必要があります。

当店にご依頼いただければ、以下の作業をプロが行います。

• 納骨室の蓋の開閉作業
• 納骨室内の簡易清掃（水が溜まっている場合などの確認）

当日、喪服を着て慣れない重作業をするのは大変危険です。ぜひ石材店にお任せください。

4. まとめ：焦らないために早めのご連絡を

大切なご家族の名前をお墓に刻む作業です。慌てて依頼して「文字を間違えてしまった」「当日までに間に合わなかった」ということがないよう、早めのご準備をおすすめいたします。

• 彫刻の期間は約2〜3週間が目安。
• お位牌の情報を手元に用意して相談する。
• 納骨当日の蓋開け（納骨手伝い）も石材店に相談すると安心。