こんにちは。 茨城県水戸市 栗原石材本店の4代目、栗原です。
お墓に関するご相談を受けていると、よくこんなご質問をいただきます。
「墓じまいと永代供養って、同じことなんですか?」 「お墓を手放すって、全部“永代供養”になるんじゃないんですか?」
実はこの2つ、似ているようで全く違う考え方です。 でも混同しやすいのも無理はありません。
今日は、石材店の立場からこの2つの言葉の違いと、それぞれの意味・流れについて、わかりやすく整理してみたいと思います。
まず「墓じまい」とは、 今あるお墓を撤去して、お骨を別の場所に移すこと(=改葬)を指します。
墓石は撤去され、お骨は新しい納骨先へ移動します。 このとき、お寺や霊園で「閉眼供養(魂抜き)」を行い、行政手続き(改葬許可証の取得)も必要になります。
つまり、「墓じまい」はあくまで“場所を変える・整理するための行為”であって、 供養そのものをやめるわけではありません。
一方「永代供養」は、 お寺や霊園が“将来にわたって”供養や管理を続けてくれる供養の方法です。
永代供養には、個別に安置されるものと、一定期間を経て合祀(他の方とまとめて納骨)されるものがあります。
「永代」といっても、実際には13年・33年といった年数で節目を設けるところもあるため、契約内容の確認が大切です。
実際には、
という形で、墓じまいと永代供養は“セットになることが多い”のが実情です。
たとえば水戸市にある浜見台霊園では、近年合葬墓(永代供養墓)が整備されたことにより、 もともとの個人墓地から合葬墓へご遺骨を移す墓じまい+永代供養のご相談が増えてきました。
こうした地域の動きもあり、「将来を見据えて整理しておきたい」というご家族が確実に増えています。
「永代供養にすれば、何も心配しなくていい」と思っている方もいらっしゃいますが、 供養の方法や管理の内容は、場所によって全く異なります。
また、「墓じまい=永代供養になる」というわけではなく、 墓じまいのあとに改めて“どう供養するか”を決める必要があることも多いです。
栗原石材本店では、 墓じまいの手続きから、永代供養先のご案内まで、まとめてご相談いただけます。
「いまのお墓、どうしたらいいか悩んでいる」 「継ぐ人がいないので、先に準備しておきたい」
そんな方にとって、少しでも判断の助けになる記事になればうれしいです。 気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
こんにちは。
茨城県水戸市 栗原石材本店の4代目、栗原です。
お墓に関するご相談を受けていると、よくこんなご質問をいただきます。
実はこの2つ、似ているようで全く違う考え方です。
でも混同しやすいのも無理はありません。
今日は、石材店の立場からこの2つの言葉の違いと、それぞれの意味・流れについて、わかりやすく整理してみたいと思います。
■ 墓じまいとは? =「お墓を撤去して供養の場所を変えること」
まず「墓じまい」とは、
今あるお墓を撤去して、お骨を別の場所に移すこと(=改葬)を指します。
墓石は撤去され、お骨は新しい納骨先へ移動します。
このとき、お寺や霊園で「閉眼供養(魂抜き)」を行い、行政手続き(改葬許可証の取得)も必要になります。
つまり、「墓じまい」はあくまで“場所を変える・整理するための行為”であって、
供養そのものをやめるわけではありません。
■ 永代供養とは? =「供養と管理をお寺・霊園に任せること」
一方「永代供養」は、
お寺や霊園が“将来にわたって”供養や管理を続けてくれる供養の方法です。
永代供養には、個別に安置されるものと、一定期間を経て合祀(他の方とまとめて納骨)されるものがあります。
「永代」といっても、実際には13年・33年といった年数で節目を設けるところもあるため、契約内容の確認が大切です。
■ この2つはどう関係している?
実際には、
という形で、墓じまいと永代供養は“セットになることが多い”のが実情です。
たとえば水戸市にある浜見台霊園では、近年合葬墓(永代供養墓)が整備されたことにより、
もともとの個人墓地から合葬墓へご遺骨を移す墓じまい+永代供養のご相談が増えてきました。
こうした地域の動きもあり、「将来を見据えて整理しておきたい」というご家族が確実に増えています。
■ よくある誤解
「永代供養にすれば、何も心配しなくていい」と思っている方もいらっしゃいますが、
供養の方法や管理の内容は、場所によって全く異なります。
また、「墓じまい=永代供養になる」というわけではなく、
墓じまいのあとに改めて“どう供養するか”を決める必要があることも多いです。
■ まとめ
栗原石材本店では、
墓じまいの手続きから、永代供養先のご案内まで、まとめてご相談いただけます。
「いまのお墓、どうしたらいいか悩んでいる」
「継ぐ人がいないので、先に準備しておきたい」
そんな方にとって、少しでも判断の助けになる記事になればうれしいです。
気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。