水戸市のお墓リフォーム｜雑草対策は「砂利・固まる土・石張り」どれが正解？費用と効果をプロが解説｜石のことなら 栗原石材本店｜茨城・水戸市　お墓の専門店

こんにちは。茨城県水戸市 栗原石材本店の4代目、栗原です。

お彼岸やお盆のお墓参りの際、「お参りの時間よりも、草むしりの時間の方が長かった……」という経験はありませんか？
最近、水戸市内や近郊のお客様から、以下のようなご相談が急増しています。

• 足腰が痛くて、夏の草むしりが限界に近い
• 除草剤を撒いても、すぐにまた生えてきてしまう
• お墓が土のままで、雨の日は泥はねでお墓が汚れる
• 子供たちに、草むしりの苦労をさせたくない

雑草対策は、単に見栄えを良くするだけでなく、「お墓参りの負担を減らし、長くお墓を守っていくためのリフォーム」です。

今回は、プロの石材店目線で、お墓の雑草対策における「3つの定番施工」のメリット・デメリットと、それぞれの向き不向きをわかりやすく解説します。

1. お墓の雑草対策、主な3つの方法

「雑草対策」と一口に言っても、費用や耐久性によっていくつかの選択肢があります。代表的な3つの方法をご紹介します。

① 防草シート ＋ 化粧砂利（玉砂利）

今の土の表面を削り、日光を遮断する「防草シート」を敷いた上で、新しい化粧砂利を厚めに敷く方法です。

• メリット：比較的費用を抑えられる。砂利の種類（白、黒、五色など）でお墓の雰囲気が明るくなる。
• デメリット：数年〜十数年でシートの劣化や、砂利の隙間に土埃がたまり、そこから薄く草が生えることがある。

② 防草土（固まる土・ジオミックス等）

特殊な土や繊維系樹脂を敷き詰め、水をかけて固める方法です。見た目は土に近い自然な風合いのものから、コンクリートのように硬くなるものまであります。

• メリット：土の風合いを残せる。掃き掃除がしやすくなる。
• デメリット：経年劣化でひび割れや苔（コケ）が発生することがある。寒冷地では凍結による割れに注意が必要。

③ 石張り（板石施工） ※一番おすすめ

お墓の土の部分全体を、御影石などの板石で覆ってしまう方法です。

• メリット：雑草が生える隙間がなくなるため、効果は半永久的。ホウキで掃くだけで掃除が完了する。見た目に高級感が出る。
• デメリット：上記2つに比べて施工費がかかる。

栗原石材本店では、長期的な維持管理の楽さを考えて、耐久性の高い「石張り」や「質の良い防草シート施工」をおすすめすることが多いです。

2. 「石張り（板石施工）」施工事例とBefore/After

実際に当店で施工させていただいた、水戸市内のお客様の事例をご紹介します。

以前は土の露出部分が多く、夏場は背の高い雑草がお墓を覆ってしまう状態でした。「毎回、鎌を持ってきて刈り取るのが大変」とお悩みでした。

お客様の声：
「今まで1時間かかっていた掃除が、タオルで拭いて掃くだけの5分で終わるようになりました。もっと早くやればよかったです。」

3. 「どの工法にする？」迷った時の判断基準

■ 「防草シート＋砂利」が向いている人

• 初期費用をできるだけ抑えたい
• 将来、お墓を移動（改葬）する可能性があり、大掛かりな工事は避けたい
• 砂利を踏む音（防犯効果）も期待したい

■ 「石張り（板石施工）」が向いている人

• 「もう二度と草むしりをしたくない」という方
• 落ち葉が多い場所にお墓があり、掃き掃除を楽にしたい
• お墓の見た目をグレードアップさせて、高級感を出したい
• 子供や孫に負担を残したくない（メンテナンスフリーにしたい）

4. よくある質問（お墓の雑草対策編）

5. まとめ：雑草対策で「お墓参り」を「心地よい時間」に

• 雑草対策には「砂利」「固まる土」「石張り」などの方法がある。
• 耐久性と掃除のしやすさで選ぶなら、断然「石張り（板石施工）」がおすすめ。
• DIYでの対策は再発しやすいため、プロによる基礎からの施工が安心。