お墓は“買い時”がある?実は増えている「生前墓」という選択|石のことなら 栗原石材本店|茨城・水戸市 お墓の専門店

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2025/04/28
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お墓は“買い時”がある?実は増えている「生前墓」という選択

こんにちは。
茨城県水戸市 栗原石材本店の4代目、栗原です。

最近、お客様との会話の中で増えてきた話題があります。
それが、「生前にお墓を建てておく」という選択。いわゆる“生前墓”や“寿陵(じゅりょう)”と呼ばれるものです。

かつては「縁起が悪いのでは?」という声もありましたが、今ではそうしたイメージもずいぶん変わってきました。
今回は、実際に建てられる方の声や、石材店としての私の考えも交えながら、生前墓についてお話ししてみようと思います。


■ なぜ“生前墓”を建てる人が増えているの?

一番の理由はやはり、「自分のことは自分で決めておきたい」という思いです。
特にここ数年、終活や生前整理という考え方が一般的になってきたことで、

  • 子どもに負担をかけたくない
  • 自分の納得いくお墓を建てておきたい
  • 夫婦で並んで入れるように、今のうちに整えておきたい

という方が増えています。

実際、私どものお客様でも「70代になったのを機に」「定年後、時間に余裕ができたから」といった理由でご相談に来られるケースが多いです。

■ 生前墓って縁起が悪いのでは?

これもよく聞かれるご質問です。

でも実は、生前墓は“寿陵(じゅりょう)”と呼ばれ、昔から縁起が良いものとされてきました。
長寿や家内安全、子孫繁栄の願いを込めて、生きているうちにお墓を準備するという考え方です。

中国の皇帝や日本の有名な僧侶たちも、生前に自分のお墓を作っていたという記録が残っています。
つまり、「死を迎えるためのもの」ではなく、“生きている今を大切にするための準備”なんですね。

■ 生前墓を建てるメリット

生前にお墓を建てると、こんな良いことがあります。

  • 自分の希望に合ったデザインや石を選べる
  • 心に余裕を持ってじっくり検討できる
  • 建てる時期や予算の調整がしやすい
  • 家族に手続きや判断を委ねなくて済む

また、お墓ができてからは、「ここが私たちの場所だね」と、
ご夫婦でお参りされる方もいらっしゃいます。
そうやって、お墓を“建てた後も使っていく”という新しい考え方も生まれているんです。

■ こんな方におすすめです

  • 終活を始めた方
  • 子どもや親族に迷惑をかけたくない方
  • ご夫婦で一緒のお墓を準備したい方
  • 将来のために落ち着いてお墓を考えたい方

「いざという時に急いで選ぶ」のではなく、
「まだ元気な今だからこそ、ちゃんと考えられる」というのが生前墓の良さだと思います。

■ まとめ

  • 生前墓は“縁起が悪い”どころか、長寿や安心につながる考え方
  • 最近は終活の一環として、建てる人が増えている
  • デザインや場所を自分で決められることが大きなメリット
  • 家族への負担を減らせる“やさしい準備”でもある

お墓は、亡くなった人のためだけのものではなく、
「いまを生きる人の安心」のための場所でもあると思っています。

もし「そろそろ考えてみようかな」と思われたら、ぜひお気軽にご相談ください。
見積もりや現地のご案内だけでも大歓迎です。